EVやPHVのエネルギーを「おうち」で使う。
エコ時代にふさわしい蓄電池システムの新提案。
EV/PHVについて
EVとは、Electric Vehicleの略で、「電気自動車」のことを指します。ガソリン自動車はガソリンをエンジンで燃焼させ、車を駆動させるのに対して、電気自動車は電動モーターで車を駆動させます。近年、資源制約や環境問題への関心の高まりを背景に、電気自動車が注目を集めています。
一方、 PHVとは、Plug-in Hybrid Vehicleの略で、「プラグインハイブリッド自動車」のことを指します。外部電源から充電できるタイプのハイブリッド自動車で、走行時にCO2や排気ガスを出さない電気自動車のメリットとガソリンエンジンとモーターの併用で遠距離走行ができるハイブリッド自動車の長所を併せ持つ自動車です。
V2H(Vehicle to Home)とは?
EVやPHVの大容量バッテリーから電力を取り出し、分電盤を通じて「おうち」の電力として使用できる仕組みを言います。 EVやPHVに蓄えた電気を家庭用電力として、効率的におうちで利用するための地球に優しい蓄電池技術です。日頃からエコに配慮した生活を営むご家庭や、災害の停電時にも普段通りに電気が使えたご経験をお持ちのご家族など、近年、V2Hへの注目も非常に高まってきています。
V2Hで「卒FIT」太陽光発電で作った電気を
自家消費
FITが終了すると、買取価格も大幅に下がってしまいます…
- ※1
- 再生可能エネルギーからの固定価格買取制度における、2010年度・2011年度単価。
- ※2
- 2021年11月時点。くわしくは各電力会社にお問い合わせください。
「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法(FIT法)」に伴い、2012年7月1日にスタートした再生可能エネルギーの「固定価格買取制度」における住宅用太陽光発電の余剰電力は、2009年11月1日から2012年7月1日まで実施されていた「余剰電力買取制度」開始時より、固定価格の買取期間は10年間と定められていました。すでに経済産業省・資源エネルギー庁でも 回答 されている通り、例えば、2011年11月1日より余剰電力買取制度の適用を受けたご家庭では、2021年11月以降、10年間の固定価格の買取期間が満了しますが、この固定価格での買取期間満了のことを、一般的に「卒FIT」と呼んでいます。
V2Hを用いた「自家消費」にすると、EV(電気自動車)やPHV(プラグインハイブリッド自動車)に蓄えられた電力をご家庭内に給電することができます。また、住宅用太陽光発電をお持ちのご家庭では、V2Hの導入により、太陽光で発電された電力をEVやPHVへ充電できるメリットも。さらには、非常用の電源確保として、また、電気料金の節約にもとても効果的!このように、V2Hは1台で何役もこなす優れモノなのです。
電気料金を大幅節約!
安価な夜間電力で
「貯める・使う」
経済的なV2Hの有効活用:その①
一般的に低価格となる夜間の電力をEVやPHVに蓄電しておき、昼間はEVやPHVからご家庭内に電力を給電します。
経済的なV2Hの有効活用:その②
昼間は太陽光で発電した電力をEVやPHVに充電、夜間はEVやPHVからご家庭内に電力を給電します。住宅用太陽光発電で売電する電力の買取価格より電力会社を使用した場合の電力が高価であればあるほど、メリットも大きくなります。
電気料金の節約例
EVやPHVから放電(給電)した場合
1日で節約
- 東京電力
- 約 109円
- 関西電力
- 約 163円
使用した場合
1年で節約
- 東京電力
- 約 27,000円
- 関西電力
- 約 40,300円
V2Hで「BCP対策」もしもの災害時も
電気を使えるから安心
- 1. 夜間や曇天、雨天など、太陽光発電が稼働していない場合、V2HでEVやPHVから家庭に給電
- 2. 太陽光発電が稼働していればV2Hで
- ①家庭に給電
- ②電力が余っていればEVやPHVに充電 ※EVパワーステーション:プレミアムモデルのみ
地震大国とも呼ばれる島国、日本。昨今、大型台風による甚大な被害も真新しいニュースとして記憶に残りますが、停電や断水といったライフラインが突如途絶える大地震や台風、豪雨被害などの自然災害はいつ起こってもおかしくないうえ、決して避けられません。また、送電線の断線や水道管の破裂など、インフラの復旧には日数を要するため、いつでも苦難な日常を強いられる可能性がある日本での生活において、日頃の防災や対策が最も重要になってきます。
BCP(事業継続計画)対策
-
地震
-
台風
-
火災
-
テロ
-
集団
感染
BCP対策とは?
緊急事態や予測不可能なトラブルに対して、重要業務の被害を最小限に食い止め、会社の資産保護や人的な安全性の向上を目的として業務を円滑にし、事業の運営を滞りなく継続させるための行動指針のこと。
台風、火災、テロ、集団感染はもちろん、津波・大雨・大雪などの自然災害や、事故・停電など、特に「地震に伴うリスク」が多い日本では、BCP対策は企業にとって非常に重要な位置づけとなります。
例えば「日産リーフe+」なら
主な電化製品を
約4.5日分給電可能です。
- ●「日産リーフe+」とV2Hがあれば蓄電池の代わりになります。
- ● 停電時や太陽光で発電できない夜間には、蓄電された「日産リーフe+」の電力を利用します。
- ※
- 日産リーフe+の場合、バッテリーは62kWhですが、10%の電力は残す設定のため、給電可能な電力量は最大90%(55kWh)です。
- ※
- 上記はあくまでも目安であり、使用する電化製品や使用時間により消費電力は異なります。
55kWhで約4.5日分の電力給電が可能
製品一覧
おトクで安心な 3つのメリット
- 1高機能で低価格のV2Hを実現
- 2夜間電力を活用し電気料金を節約
- 3停電時にEVやPHVをバックアップ電源として活用
設置完了日から10年間の物損害補償※!
Panasonic eneplat
※V2HスタンドはV2H蓄電システムeneplat専用です。また、V2Hスタンド単体では使用できません。
nichicon EVパワー・ステーション®
製品についてくわしくはメーカーの公式サイトでご確認ください。
※1太陽光パワーコンディショナー 6kW未満までに限ります。
※2別途料金にて「塩害仕様モデル」のご用意もございます。
omron V2Xシステム「KPEP-A」シリーズ
※1【2023年9月現在】EV・PHEV向けパワーコンディショナメーカー各社公開の商品情報に基づき、オムロン社で独自調査を行ったものです。
※2本体に限る
システムメンテナンス
で培った当社の強み
当社のエンジニアリングネットワークで培ったノウハウを活用し、太陽光発電システムメンテナンスを実施。運用リスクの軽減と効率化を図り、環境貢献に努めています。
戸建て居住者様向け
企業様・事業者様向け
船井サービス ELS事業 サポート体制&施工事例
お問い合わせから
お引渡しまでの流れ
-
御見積書ご提示
現地調査後、3~5営業日以内に御見積書、ご提案書をご提示させていただきます。
-
ご契約
御見積書およびご提案書にて商談をさせていただき、お支払方法などを確認いたします。
-
申請
電力会社や経済産業省※へ申請手続きをおこないます。
※太陽光発電設置の場合。
申請完了後、施工予定日を調整いたします。 -
工事完了、お引渡し
工事完了後にEV/PHVと接続し、使用方法をご説明させていただきます。
-
お支払い
お支払い方法はご契約の商談時に確認させていただきます。
現金、クレジットカード、銀行振込、コンビニ後払い決済(~30万円まで)からお選びいただけます。
V2H設置工事 ご契約後の流れ
(申請~お引き渡し)
お客様の声
2018年9月、北海道胆振 東部地震の北海道全域大停電では、
V2Hで電源を確保していたおかげで、約30時間の停電中も安心して普段通りの生活ができました。
家を建てる際、エコな住宅がベストと考えて寒冷地エアコン1台で全室を暖房できる自然換気を選択し、同時に3.9kWの太陽光発電設備を設置しました。
そのため、光熱費は売電を含めてオール電化住宅でも年間13万円ほどでした。
そこで、更なる省エネ生活を目指し、V2Hを設置。
電気自動車は近所のクリニックで働く妻用として買い物する程度のため、概ね家庭用電源として活用。
すると、昼間の電気代も大幅に節約できて、V2H設置の効果は絶大と認識。
また、2018年9月、北海道胆振東部地震があり、我が地域は約30時間の停電となりましたが、我が家はV2Hによって普段の生活ができたのです。
自ら電気を作り、V2Hを設置すると地球温暖化防止への社会貢献につながるわけで、我が子どもたちを含めて次世代のために省エネ生活を大切にしていこうと思います。
お客様の
環境
居住地 | 札幌市 |
---|---|
家族構成 | 4人 |
住宅設備 | オール電化
・IHクッキングヒーター
・エコキュート ・暖房は寒冷地エアコン1台 |
太陽光発電 | 3.9kWシステム年間発電量4,600kW (新築時設置) |
電気自動車 | 日産リーフ (年式2015年中古購入 蓄電池30kWh) |
電力契約 | 北海道電力ドリーム8 契約 |
ELS(エネルギー・ライフ・サポート)
事業
のトータルソリューション
「誰もが使えるクリーンエネルギー」を実現するために、
私たちは、快適・安心な暮らしを実現させる 「Energy Lifeをサポート」してまいります。